夏の「仮」日記

カリフォルニアの音大で、ジャズドラムを学ぶ人の日々の記録

【演奏動画】学期末コンサートとこれから

学期末コンサートが終わりまして、今回は珍しく全編映像に収められましたので、このブログを読んでいる人だけにでも見てもらえたらなと・・・

youtu.be

 

実際動画は1時間くらいあるので、あまりジャズに興味ない人は退屈かもしれなません。さらにいえば、ジャズ好きからしたら僕の演奏なんてまだまだ未熟なので、いずれにしても聞き苦しいかもしれません。

でもベースの先生は全米1,2を争うガチモンのバケモンなので、そこは楽しんでください!

 

僕の身内なら適当に飛ばしながら見て、

「ああ、丸山がんばってんな」

「相変わらず下手だな」

「ジャズって意味わかんねーな」

「ってかこいつ生え際後退してね?」

などといろいろつぶやいてください。

 

ただ見るだけだとつまらないという人のために、一応各楽曲で僕がどういうことを考えていたのかをまとめてみます。

 

 

1曲目:I'll Close My Eyes

僕が大好きなスタンダード曲なのですが、アメリカで演奏されることはレアなのであえてやらせてもらいました。

本来の予定より少しアグレッシブなグルーブにしようと思って頑張ってみました。その結果ちょいとツッコミ気味のプレイです。あと、ギターソロが結構長めだったので、どこでうまくオチをつけるか悩みました。

ドラムソロはギターのフレーズを利用するというイメージよりは、自分の頭の中で聴こえてきたフレーズをそのまま叩くイメージでした。

 

2曲目:This Here

わりと原曲に忠実に。でも原曲より少し現代っぽく崩した雰囲気を目指しました。

実は元ネタが終わってギターソロに入るタイミングで、一瞬カウントをミスって自分の居場所を見失っています。ベースソロ中にどういうふうに対応するかに悩みました。

 

3曲目:Something Old, Something New

唯一のスタンダードじゃない曲。僕の大好きな先生が作った、僕の人生を変えてくれた一曲です。原曲の雰囲気を崩さないように、丁寧に色を塗るイメージで演奏しました。

何も叩かずにスペースを空け、その間もリズムをほかのメンバーと共有する感覚を大事にしましたが、本番の緊張も相まって予定よりも手数が多かったのが反省点。あともう少し音量のコントロールをうまくしたかったな。盛り上がりに欠けたのが残念。

 

4曲目:雨月

アート・ブレイキー率いるジャズ・メッセンジャーズの代表曲。この曲を作ったCedar Waltonの曲はどうも苦手なんですよね。たくさんあるキメをどれだけ合わせて、どれだけ崩して、間にどれだけのおかずを入れ、なおかついかに全体のグルーブを失わないか・・・というのが未だに課題です。

本番はリハよりも手数を減らしましたが、そうするとやっぱりブレイキーの派手な雰囲気が出ないんですよね。うーん、やっぱり全体的に盛り上げたいときの引き出しが少ないんだなと実感。

 

5曲目:I've Never Been In Love Before

2フィール(2ビート?)をいかにスイングさせるかということを突き詰めた曲。まだ発展途上だけど、今学期のはじめに比べたら圧倒的に躍動感に違いがあります。この曲でブラシの演奏にも自信がつきました。

ソロも、合間のおかずも、この曲の雰囲気に合うようなちょっとおどけたテイストのフレーズが多めです。

 

6曲目:Be Anything But Be Mine

唯一のガチバラード。ゆったりなテンポをキープするのってやっぱり難しいですね。ちょっと前乗り気味だったなと反省。

でもソロ中の倍テンはまあまあゆったりしててよかったんじゃないかな?と思います。実はこのときすでに時間が10分位押してて、でもそれを他のメンバーに伝えるすべもなく、早くソロ終わってくれと思ってました。

それが伝わったのか、リハのときよりもソロセクションが短くなりました。

 

7曲目:Solar

僕が今学期特に集中して取り組んだのが、BPM 300前後のアップテンポをいかにリラックスして叩くかということ。その練習の成果がある程度は出せたんじゃないかなと思います。

でも、やっぱ本番の緊張で大分硬くなっているのと、フレーズに呼吸がないのが残念です。もっと精進せねばなーと。

あと最後のドラムソロからテーマに戻るときに、もっと頭を明記してあげればよかったなと思いました。でも結果として、この曲を本番でできてよかった。一番成長を感じられました。

 

埋め込みで見れなかった方はこちらから

 

そして、実は今学期いろいろ頑張ってきましたが僕が目指していた場所に到達することができませんでした。その戒めとして、今回の一時帰国を最後に、自分の目標を達成するまで日本に帰国しないことを決めました。

日本大好きなので寂しいですが、むしろその寂しさを原動力にしてやろうという気持ちで残りの学生生活を頑張っていきます。もっとうまくなったるねん!

 

ではまた。最後まで読んでいただきありがとうございます。