夏の「仮」日記

カリフォルニアの音大で、ジャズドラムを学ぶ人の日々の記録

留学に行ったって偉いやつにはなれない

この前親友が留学に行くべきか迷っているという話をしていたので、それに関して伝えきれなかった僕の考えをここにバーっと書き出してみる。

 

まず、留学を特別なものとして考えるのは違う気がする。

留学をしたから偉いとか、留学しないのはもったいないとか、そういう考えは払拭すべきだと思う。

僕は積極的ニヒリストなので、最期に「いやー人生楽しかったなー」って思えたら大成功だと思っている。

 

で、留学はそんな充実した人生を過ごすためのひとつの手段に過ぎないんだと思う。

中卒・高卒で社会人になる、大学・大学院へ進学する、新卒で就職する、フリーターになる、家業を継ぐ、起業する、ニートとして過ごす、とかいろいろな進路がある中で、自分の人生を楽しいものにするために必要なら留学すればいいし、必要なければ無理にしなくていい。それだけの話。

 

じゃあ自分にとって留学が必要かどうかをどうやって見極めるのか・・・

これは人それぞれいろいろな考え方があると思うので、あくまで僕なりの考え方を提案してみる。

僕は

「めちゃくちゃ具体的に留学して達成したい目標がある」

「日本でできることは全部やってみたけど、どれもピンとこないから新しいことに挑戦したい。」

「お金と時間が最悪無駄になっても仕方ないと思える」

という考え方にひとつでも当てはまる人なら、留学していいんじゃない?って僕はアドバイスする。

 

その理由をひとつずつ解説すると・・・

 

めちゃくちゃ具体的に留学して達成したい目標がある

これは当たり前のこと。

 

留学期間は限られているんだから、その期間を無駄にできないと思うのは僕だけじゃないはず。

で、無駄に過ごさないためには、留学終了までの期間に達成するメインの目標を見据えて、期間を逆算して小さな目標を立ててクリアしていくのが一番効率が良い。

 

「一年後に英検1級を取る!」がメインの目標なら(そもそもこれが目標なら留学する必要はないように思えるけど)、

半年後にどんなことができるようになっていないといけないのか?

ということは3ヶ月後は?

じゃあ一ヶ月後は?

じゃあ一週間後は?

じゃあ明日までに何をする?

つまり今日は何をする?

ってな感じでプランを立てると迷わない。

留学生活中になにか選択を迫られたとして、自分の中にある目標がその意思決定をする際の指針になれば良いんじゃないかと思うわけです。

 

逆にこのプランがちゃんとしていないと、何もしないで(目標達成に近づかないで)終わる日が出てくる。留学費用を一日ごとに換算すると、「目標に近づかない日」を一日でも作ると結構なお金を捨てることになる。

 

ちなみにこの目標自体は明確ならなんでもいいし、途中で目標が変わってもいいと思う。

金髪美女の彼女を作る!イタリアでピザを毎日食べる!フランスでファッションデザイナーと友だちになる!

とか、全部素敵な目標だと思う。だって明確だもん。

 

 

日本でできることは全部やってみたけど、どれもピンとこないから新しいことに挑戦したい。

これは少し特殊なパターン。

「自分の視野を広げたいから」とか「なにか成長できそうだから」とかいう漠然とした動機の人に向けて伝えたいこと。

このタイプの人は、将来やりたいことがはっきりと分からずに焦ってることが多いはず。僕も高校のときは結構このタイプだったのでめちゃくちゃ気持ちわかります。行きたい大学とかの前に、そもそも大学行って勉強したいことが特に思いつかなくて焦ってた。

 

このタイプで、留学したら何かが変わるかもしれない!って思ってる人のほとんどは、実際何も変わらずに帰ってくることになると思う。

だって2018年っすよ?日本にいてもTwitterで2分あればアメリカの小さな町で起きた万引き事件のこととか、アフリカの子どもたちの状況とか映像付きで知れるじゃん。わざわざ現地に出向かないでも、結構な量の情報が入ってくる環境にいるわけですよ。

 

しかも日本って結構進んでいるので、海外で体験できることの多くは日本でも体験できる。だから留学っていう選択の前に、国内でできること全部やってみてはどうでしょうか。それでもやりたいことが見つからなかったら、海外でしかできないことをやってみるために、短期の海外旅行とかしてみたらどうでしょうか。

それでやりたいことが見つかったら、留学を検討してみるっていう段階を踏んだほうが、効率が良いように僕は思える。

 

あ、でも、もうひとつかなり特殊なパターンとして、追い込まれないと何もアクション起こせないっていうタイプの人は、逆に日本でできるようなことでもあえて海外に行くっていう選択肢はあると思う。

例えば英語の勉強なんて日本にいながらでもできるけど、

「自分は英語圏で英語を話さざるを得ない状況に身を置かない限り勉強モチベが上がらないタイプだ」

って自覚しているなら、もうそれは留学するしか無いと思う。これは例外。

 

お金と時間が最悪無駄になっても仕方ないと思える

これはもうそのままです。上2つのポイントは、いかに留学というお金と時間のかかる選択を有意義なものにするかっていう点にフォーカスしていたので、そもそもその考え方に価値を感じないのであれば、何も言うことはないです。

 

 

ということで、僕が留学してみて感じたことや、留学アドバイスをするようになって気づいた点を思いつくままにまとめてみました。

誰かの参考になったら嬉しいなーと思いますが・・・

何度も言うようですが、あくまで個人の意見なので!