夏の「仮」日記

カリフォルニアの音大で、ジャズドラムを学ぶ人の日々の記録

誰でもすぐに楽器がうまくなる方法紹介してみた

どうも、ハンバーグを食べ終わったらもつ煮が異常に食べたくなりはじめたなつです。

 

このブログ読者91人のうち、相互承認を狙った「ビジネス読者」を除いた4、5人のなかで楽器をやっている方はどれくらいいるのでしょうか。

 

楽器をやっている人なら必ず何処かで壁にぶち当たると思いますが、その壁をどう乗り越えていっているでしょうか。とにかく繰り返す人や、一旦その壁から離れて別のことに取り組む人、挫折する人・・・いろいろな人がいると思いますが、今日はその壁をいとも簡単に乗り越えてしまうとっておきの裏技を紹介します!

 

 

うそです、そんな裏技ありません。上達には地道な練習しかないです。よくヤフー知恵袋で、「来週ライブなんです!これができなくて困っています!」とかいう投稿見かけますけど、そんなん練習以外の回答が返ってくるわけ無いでしょ。

 

でもね、効率のいい練習アプローチっていうのはあると思うんです。その中で僕が一番良く使うアプローチを紹介します。

 

時間軸を縦で割る

楽器演奏というのは、ほとんどの場合2つ以上のことを同時に行っています。ドラムやピアノに至っては手も足もフル活用します。

そのときによくやりがちなのが、各部位で練習してから合わせるというやり方です。

「右手はこうで、左手はこう」

「手はずっとこれをしていて、その間に足がこれをする」

「まず右手の運指だけ練習してから、左手と合わせてみよう」

なんてこと先生に言われませんか?

 

それももちろんいいアプローチだと思います。特に片方の部位が担う役割が難しい場合、その部位単体で楽に演奏できるまで練習しないと話になりません。

 

でも、僕が思うにそれぞれの部位を単体で演奏するのと、全部を合わせて演奏するのでは脳の思考回路が全く変わってくるのです。

AとBを合わせて、ABという行為をするなら簡単ですが(下ネタではありません)、多くの場合AとBを合わせると感覚的にはXという全く新しい行為をしているように思えるのです(繰り返しますが下ネタではありません)。

 

そこで有効なアプローチが、時間軸を縦で割るということです。

右手がこれをやっている間に左手はこれをやる、というように2つの別々の時間軸を跡から重ねるのではなく、

1拍目では右手がこれをやって、左手がこれをやって、右足はこれをやって、左足は休む、2拍目では左手がこれをやるだけ、3拍目では・・・というように、一瞬一瞬を切り取って、その一瞬の時間のなかですべての部位が同時にどう動くべきなのかをひとつひとつ覚えていくのです。

 

わかりにくい?

ですよね。

 

では下のドラムパターンを一緒に練習してみましょう。

f:id:nazr13:20161231180843p:plain

一番上の段が右手、その次が左手、一番下が右足ということにしましょう。

 

右手が8回叩く間に、右足と左手が交互に1,2,3,4と叩きます。

という説明で叩ける用になるでしょうか?

 

では、このリズムの数え方を、「1,2,3,4,1,2,3,4」としましょう。

1は右手と右足、2は右手だけ、3は右手と左手、4は右手だけ。

この4つの動作を順番に繰り返してください。

この説明だとどうでしょう?すごくゆっくりなら叩ける用になると思います。

 

何をしたかというと、それぞれの部位を個別に練習してから合わせるのではなくて、最初からすべての部位を合わせたうえで、順番にリズムごとに動作を区切って覚えたのです。

 

こういった内容を文字で説明するのはなかなか難しいのですが、少しは感覚が伝わったかと思います。

ピアノの場合も、「1拍目は右手の人差指でレ、左手の小指でド、中指でミ、親指でソ。2拍目は左手キープで、右手の親指でド。3拍目は・・・」と練習していきます。

 

そうすると、すごくゆっくりですが最初からすべての部位を合わせた状態で演奏できるので、バラバラだったものを合わせる作業の時間が省略できます。

 

楽器だけじゃなく、ダンスを覚えるときにも効果的かもしれません。上半身はこれをやりながら下半身はこれをやる。という覚え方ではなく、1拍目は手がこの位置で足はこの位置、首はこの向きで重心はこっち。2拍目は・・・。と覚えていったほうが、最終的には効率よく体の動きを覚えられると思います。

 

僕はドラムもピアノもギターもベースもトランペットもダンスも、このアプローチで練習してきました。

人によってこのやり方が合う人と合わない人がいるはずなので、必ずしもこの練習方法が正解というわけではありませんが、今なにかの壁にぶち当たっている人は一度試してみてください。

特にドラマーは一度試す価値アリです。

何事も工夫すれば効率の良い方法が見つかるっつーわけっす。

 

 

今日の一曲

一年の最後の邦楽は、高校1年のときに苦しまされたこの曲で。

キラーチューン 東京事変 2007 TV - YouTube