夏の「仮」日記

カリフォルニアの音大で、ジャズドラムを学ぶ人の日々の記録

授業振り返ってみた~ジャズの歴史編②~

どうも、ショートスリーパーになるため日々訓練しているなつです。

 

殆どの人が興味ないと思うのでささっと昨日の続きを書いて終わらせてしまいましょう。

 

ちなみに昨日の記事はこちら

 

続・授業内容

【南北の音楽の違い】

アメリカという国は、奴隷制度が定着した頃から少しずつ南北の境界がはっきりしてきました。社会のシステムも人口構成も違いますが、音楽だってもちろん違います。

 

南は大農園が広がりアフリカ人の奴隷が多い。北は農園が少なくアフリカ人の奴隷も少ない。するとアフリカ本土の文化とアメリカの白人文化が交じり合う割合が変わってくるんですね。それによって音楽のスタイルも大分変わってくる。

その違いを分析していきます。

 

南北戦争後の音楽】

奴隷時代、および南北戦争中は南北の境目がはっきりとしていましたが、戦争が終わり奴隷が開放されることによって少しずつ状況が変わります。

南で生まれた黒人音楽が北上し、新たな文化圏と触れ合うことによってどう変化するのか・・・そしてそれがどうジャズの発達につながるのか・・・

ということをじっくり研究していきます。

 

ちなみにこのセクションが僕は一番好きでした。なぜかって?

こんな音楽がたくさん聴けたから。

James Reese Europe "Memphis Blues" Pathe recording 1919 READ ABOUT THE DEATH OF JIM EUROPE - YouTube

 

【ジャズ誕生前夜】

ここまでの流れを汲んで、どこでどのようにしてジャズが生まれたのかをやっと解明します。この話題に入るのは大体13週目くらいです。一学期に15週間しかないので、いかに前置きが長いかがわかるかと思います。

 

ニューオーリンズで生まれたとされるジャズは、具体的にどういう理由で生まれたのか?それまでの音楽とはどこが違うのか?ジャズの特徴とは何か?

「世界初のジャズ」と呼ばれるは本当にジャズなのか?

といったことを答えていきます。

 

これでやっと1学期の範囲が終わりです。こうやってまとめてみるとそこまで多くないかもしれないですが、実際にはかなりの情報量を詰め込まれます。個人的に辛かったのはたくさん人名が出てくること。全部似たような名前なので非常に覚えづらかったです。

 

テスト

100分前後の中間テストと期末テストのほかに、急遽実施される小テストがあります。

中間と期末はすべて記述式の解答なので大変ですが、自分の知ってる限りのことを詰め込めば大体点数をくれます。ある問題であまり答えられなかったとしても、別の問題で要求されていること以上の情報(授業で扱われなかった雑学でもなんでも)を回答すれば加点されます。

大変そうに聞こえて実はそうでもないです。

 

実技

歴史の授業なのになぜか実技があります。何をやるかっていうと、下の動画の冒頭のパターンです。

Afro-Cuban 12/8 Bell Pattern - YouTube

これを口でカウントしながら手拍子と足拍子で演奏します。

しかも口のカウントをずらしたり、カウントするリズムを変えたりしないといけないので慣れていない人は大変です。

 

これができないと単位もらえません。歴史の授業なのに。

 

 

こんな感じで、今学期最難関の授業だった歴史の紹介を終わります。

内容が豊富なので大変でしたが、僕は興味のある内容だったので楽しかったです。扱う音楽も僕の好きなスタイルが多かったし、ドラムをやっている身としては実技もさほど大変ではありませんでした。

 

明日は歴史の授業紹介:番外編をお届けするかも?

 

今日の一曲

冬の寒さと寂しさをすごくきれいに表現していると思います。最初から入ってくるリズムパターンにマイケルらしさが溢れていて好きです。

Michael Jackson - Stranger In Moscow - YouTube