夏の「仮」日記

カリフォルニアの音大で、ジャズドラムを学ぶ人の日々の記録

授業振り返ってみた~聴音と新曲視唱編~

どうも、きのこ派というよりきのこの山のビスケット部分だけが好きななつです。

 

今学期の授業をしっかり振り返ってみようかと思います。

なにかの参考になればいいかなと。来年日本人の後輩ができたらうれしいし。

 

今日は月曜日と水曜日の9:00から10:30で行われた、聴音と新曲視唱のクラスについてお話します。

 

授業内容

【15種類のスケール(音階)をマスター】

長音階、自然短音階和声的短音階旋律的短音階教会旋法(ドリア、フリギア、リディア、ミクソリディア、ロクリア)、メジャーペンタトニック、マイナーペンタトニック、メジャーブルース、マイナーブルース、ホールトーン、クロマティック

の15種類を耳で判別し、任意の音からアカペラで歌うように練習します。授業開始3週間ほどでマスターしないといけません。

 

【音程をマスター】

短二度から完全八度までの音程をすべて耳で判別し、任意の音からアカペラで歌うように練習します。一つの音からもう一つの音に上がるパターンと下がるパターンの両方で歌えないといけませんし、耳での判別はさらに同時に発せられた音の音程もわからないといけません。

しばらく練習していると、頭の中がぐちゃぐちゃになって嫌になります。

スケールをマスターしたあと2週間ほどでマスターしないといけません。

 

【コードをマスター】

メジャー、マイナー、ディミニッシュ、オーギュメント、sus4の5種類の三和音と、Maj7、m7、dim7、7thの4種類の四和音を耳で聴いて判別できるように練習します。

テストではボーナスポイントとして、さらにm7(b5)、7(b5)、7(#5)なんかも判別します。大体学期の中盤より少し手前くらいでマスターしないといけません。

 

長調の簡単なメロディを新曲視唱】

タイトル通りです。童謡で言うと「ちょうちょ」や「むすんでひらいて」程度のわりと簡単なメロディが書いてある楽譜を渡され、それを見ながら自分の中の音程感を頼りに歌っていきます。

本来はその場で手渡されたメロディを楽器の補助なしに歌えないと意味が無いのですが、このクラスは初心者向けなので事前に出題範囲の紙を渡されます。そのため家でひたすら練習すれば、新曲視唱ではなくただ覚えたメロディを歌うだけのテストになります。学期の中盤から折り返し地点くらいで何度かテストがあります。

 

【ディクテーション】

簡単なメロディ(長調短調も両方)を聴き取って楽譜に書き起こします。今までマスターしたスケールや音程の知識をフル活用させる必要があります。

学期の終盤になると臨時記号もでてくるので少し難しくなりますが、それまでちゃんと練習しておけば特に問題はないです。

 

テスト

毎週水曜日はテストでした。月曜日に概念の説明や練習を行い、水曜日にはもうテスト!ということはいかに家で練習するかが重要なのです。というか、ほぼ家で練習するしかないです。そのときに役立ったのがこのサイト。

こういったツールを駆使して練習をし、どうにか毎週のテストに食らいつくのです。週によって、聞き取りのテストだったり歌のテストだったり・・・特に歌のテストはマンツーマンでやるのでなかなか緊張しました。

でもそれだけのハイペースでテストが出ると、僕なんかはむしろ頑張れたのでだいぶ早いペースで成長しました。

 

課題

毎週テストがあるので、その練習が課題みたいなものです。それとは別に簡単なメロディを、楽器を使わずに記憶だけを頼りにして楽譜に書き起こす課題があります。

第1回目の提出では10曲分書き起こし、2回目と3回目はそれぞれ20曲分、1学期全体を通じて50曲分のメロディを書き起こします。

記憶だけを頼りにするので、たまにわからなくなる時もあります。それでもどうにか書き起こし、答え合わせをし、間違ったところは修正する。その作業を繰り返すことで自分がどういう音程を聞き取るのが苦手なのか、あるいはどういう音の進み方なら聴きやすいのかということがわかります。

自分の苦手を見つけて、それを潰すのにはもってこいの練習です。若干めんどくさいけど。

僕の場合は最初は童謡とかの簡単なメロディを書き起こし、そこから少しずつレベルアップをしていき、ビートルズSMAP、サザンやマイケル・ジャクソン、さらにはジャズ・スタンダード曲もいくつか書き起こしました。

いつの間にか耳コピがかなり早くなりました。

 

 

まあこんな感じです。

毎週のテストがかなり負担にはなりますが、同時にそのプレッシャーに押されて練習すればかなりのレベルアップを期待できます。ぶっちゃけ僕が一番苦手な科目でした。だってドラマーだもん・・・

 

 

明日は音楽理論の授業についてお話しようかと。

 

今日の一曲

ボカロ特有のゴタゴタ感が、サビのド定番J-POP感によってうまくまとまっていると思います。Bメロのドラムが好きです。あと3分半とは思えない展開の多さがすごいです。

☪『ショパンと氷の白鍵』 を歌ってみた。by天月 - YouTube