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夏の「仮」日記

カリフォルニアの音大で、ジャズドラムを学ぶ人の日々の記録

ジャズミュージシャンをギャフンと言わせてみた

どうも、凍えそうな寒さでパソコンに文字を入力するスピードが著しく低下しているなつです。

 

今日は久々に学校の話。

 

僕の学校には様々な音楽的バックグラウンドを持った生徒がいます。

今までジャズしか演奏したことない人、クラシックを勉強しているうちにジャズに興味を持ち始めた人、ロックバンドからジャズに転身した人、ブラジリアン音楽をやりたくて入学した人、そもそも楽器ができないけどなんとなく入学した人・・・

割合で言えば、ジャズ以外の音楽から転身した人のほうが多いような気がします。

 

ただ、全員共通しているのは「今はジャズが好き」ということ。

 

それだけならいいんだけど、ときにそのジャズ愛が強すぎて偏った音楽性を持った人がいるのも事実です。「ポップソングなんて邪道だ」なんてことを言う人もいます。まあ気持ちはわかるけど。

 

僕はジャズも好きだけど、同じくらいメタルも好きだし、アイドルソングも好きだし、J-POPもK-POPも好きだし、J-ROCKも好きだし、ファンクも好きだし、ラテン音楽も好きだし、映画音楽も好きだし、クラシックも好きだし、ミュージカル音楽も好きだし、フュージョンも好きだし、なんでも好きです。もちろん各ジャンルの中で好きな曲やあまり好きでない曲は存在しますが、どのジャンルも否定することはしません。

 

特にドラムに関して言えば、日本の若手ロックドラマーからはとてつもない影響を受けました。部活でやってた曲もロックばっかりだったもんね。

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なんでこんな話になったかというと、1週間ほど前に同じ学校の先輩と冬休みの予定の話をしていたんですけど、そのときに僕が

「1月にね、日本から来る僕が大好きなロックバンドのコンサートに行くんだ!」

って言ったんですよ。それに対する彼の返事がね、

「日本のロックバンドか。ごめん、こんなこと言いたくないけど、君がもし本当のミュージシャンになりたいなら、そういう音楽は聞かないほうがいいよ。本当の音楽っていうのは、チャーリー・パーカージョン・コルトレーンマイルス・デイヴィスの音楽だからさ。」

って言うんです。

 

僕が

「でも彼らの音楽もかっこいいんだよ。特にドラマーのアイデアなんかすごくてさ。」と答えても、

結局は俺たち(多分アメリカ人という意味)の先祖の真似事だろ?本当にすごいドラマーはマックス・ローチとかアート・ブレイキーとかエルヴィン・ジョーンズだから。」

とのこと・・・

 

確かに言いたいことはわかる。でも、そうやってジャズだけに固執してほかの音楽を聴かない生活は僕には考えられない!

と思いながらもこれ以上反論するのもやめようと思って話を終わらせたわけです。

 

そして今日、その先輩も含む何人かと一緒にちょっとジャムってたんです。その中でボーカルの子が持ち込んだアレンジが今ひとつだという話になり、その先輩が、

「おいヒロ(僕のあだ名)!なんかもっとファンキーで近代的なビート叩いてくれよ!」って言うもんだから叩いてやりましたよ。

 

日本のロックバンドの曲に登場するフレーズをね。

 

これです

ONE OK ROCK - Mighty Long Fall [Mighty Long Fall at Yokohama Stadium] - YouTube

 

僕が高校のときにコピーした曲の、AメロとBメロ部分のフレーズ。ドラムパターンとしてはなかなか独創的なものなのです。

 

そしたらね、

「ワオ!そのフレーズ初めて聴いたよ!クールじゃないか!」って言われました。

 

だから紹介してあげました。

「この前言ってた日本のロックバンドの曲から取ったんだよ」って。

 

 

結果、彼はONE OK ROCKのファンになりました。

あんなに馬鹿にしていたのに。

 

もちろん僕はこれからもジャズを勉強します。過去の偉大なドラマー達の遺産を学んで、演奏に活かします。でもこれからも好きな音楽を聴いていきます。そこで聴いたものを学校で学んだジャズの要素と合わせて活用して、僕のオリジナリティが出るならしめたものです。

 

だからみんな、いろいろな音楽をこれからも聴こうぜ!

そして、ジャズのことあまり詳しくなくても、少しでも興味があるならうちの学校においでよ!

 

 

今日の一曲

一足早いクリスマスプレゼントです

戦場のメリークリスマス / 押尾コータロー (Merry Christmas Mr.Lawrence / kotaro oshio) - YouTube