夏の「仮」日記

カリフォルニアの音大で、ジャズドラムを学ぶ人の日々の記録

ロックドラマーがジャズについて語ってみた

どうも、冬になるにつれて毛深くなってきているなつです。

 

僕はジャズを勉強しています。

でも、ジャズのことはあまり詳しくありません。

一般の人よりは知ってるかもしれないけど、周りのジャズミュージシャンの知識量に比べたら僕の知識量なんて目やにレベルです。

そんな僕がジャズを語ったらどうなるのか、実験していきたいと思います。

 

さあ、このブログを読んだジャズ好きの人たちに叩かれる覚悟で行きますよ。

 

ジャズとは、19世紀の終わりごろから20世紀にかけて発展していったアメリカの音楽形態です。まあ実際には一行で説明できるほど浅いものじゃないです。

もともと西アフリカから連れてこられた奴隷たちが、何もない状態から作り上げた黒人音楽、その発展の過程の中で生まれた様々な音楽の一つがジャズなのです。

 

じゃあジャズってどんな特徴があるのか。

これに関して話し始めたら相当長くなるので割愛します。

基本的にはリズムや和音が、演奏が進むに連れて複雑に発展していくことと、自由な即興的要素が少なからず伴うという点が重要だと思います。それだけじゃないけど。

 

 

ってかぶっちゃけそんなことはどうでもいいんですよ。どんな音楽ジャンルにも定義はあるけど、その定義をぶち壊す例外というものもたくさん存在します。だから「ジャズとはこうである」なんて定義付けてもあまり意味がないです。

 

それより僕がみなさんにお伝えしたいのは僕がどんなジャズが好きなのかということ。

ジャズって一言で言ってもいろいろありますからね。

 

なつの好きなジャズ一覧

1:ニューオーリンズ

King Oliver's Creole Jazz Band (Gennett, April 5-6, 1923 Session) - YouTube

ジャズはアメリカ南部のニューオーリンズで生まれたとされています。そのジャズが生まれた当初、アメリカで流行していたスタイルです。ジャズの前身とも言われるラグタイムスタイルのメロディに、クラリネットバンジョーなど最近のジャズではあまり使われない楽器の使用、そしてウッドブロックやカウベルといったパーカッションが特徴でしょうか。

 

なんかひょうきんで楽しいです。メロディもわかりやすいし、リズムも軽快で踊りたくなります。踊らないけど。

 

2:ビッグバンド系

Big Band Live Jazz - Count Basie, Harry James, Duke Ellington - YouTube

時系列的にはニューオーリンズ系の次に位置づけられることも多いビッグバンドジャズです。クラシックのオーケストラのように、大所帯で華やかに演奏します。

 

スウィングガールズっていう映画もありましたね。

日本ではかなり主流なジャズのスタイルかと思います。

 

当時のビッグバンドはダンスミュージックを提供する役割があったので、あまりリズムもメロディも複雑ではありません。それがつまらないっていう人もいますが、僕はディズニーランドにいるみたいで好きです。

 

3:ウエスト・コースト系(?)

Chet Baker - There Will Never Be Another You - YouTube

ウエスト・コーストというのが正しい分類の仕方なのかは定かではありませんが、1940年台から60年代くらいにかけて西海岸で盛んだったスタイルとされています。

都会的なサウンドと聴きやすいメロディが特徴かと思われます。あくまで個人的な意見です。

 

バーで流れてそうでしょ?なんとなくかっこいいでしょ?

 

4:エレクトリック・ポップス系

Studio Jams #47 - "Human Nature" - YouTube

これに関しては完全に僕の勝手な分類方法です。

ジャズ界の巨匠、マイルス・デイビスも晩年は電子オルガンやシンセサイザーなどを駆使した新しいサウンドを追い求めていました。

そんな感じに、電気を使う楽器を取り入れて演奏するジャズもなかなかかっこいいと思うんです。

その中でも僕は特に、現代の曲をアレンジしたものが好きです。

昔の曲をエレクトリック楽器で演奏してもいいんですけど、やっぱり最近のポップスのほうがしっくり来るんですな。僕の耳が若いからかな。

 

5:ポップなコンテンポラリー系

Nemesis - Aaron Parks - YouTube

最近のジャズはなかなか四拍子で演奏されません。もうみんな普通に飽きちゃったんですよね。だから音も複雑だしリズムも複雑。非常にわかりにくい演奏が多く残されています。

でも中には複雑なんだけど聴きやすくて、なおかつ現代的なサウンドを持つものもあるのです。そういうのを見つけると「キタコレ」って感じです。

 

「あれ、これジャズっぽくない」って思った人、これもジャズですよ。

ね、だからジャズは定義できないって言ったでしょ?

 

 

とまあ僕の好きなジャズはこんな感じです。キーワードはわかりやすさ、親しみやすさ。結局聴いていて、何も考えずに気持ちよく体が動くのが好きなんです。あんまり複雑すぎるものや超絶技巧系の曲は、すごいとは思うけど楽しむことはできないですね。

 

うーん、読み返してみると

「おまえそれでもジャズの学校に行ってるのか!?もっと本物のジャズを勉強しなさい!」

とか言ってくる人がいるかもしれないですね。

・・・うるせえな。

 

 

今日の一曲です:

もう、美しすぎる。以上。

Syd Matters - Obstacles - YouTube