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夏の「仮」日記

カリフォルニアの音大で、ジャズドラムを学ぶ人の日々の記録

棒について語ってみた~ロック編~

どうも、冬になると足先が氷のように冷たくなり、さらにちょっとべたつくなつです。

 

今日は僕の相棒の棒(というより棒たち)について、ダラダラと書き進めていきます。

 

ドラマーにとっての棒(スティック)は、自分の音を楽器に伝える重要な器官の一つです。いわば体と太鼓を仲介する第3の楽器です。

棒の重さや材質、形状、硬さ、太さ、長さなどによって音も演奏のしやすさも非常とてつもなく左右されます。(ちなみに長さより太さと硬さが大事だと思います。)

 

 

僕が最初にドラムを始めたときは、友達から貰ったデイブ・ウェックルの旧モデルのナイロンチップを使っていました。当時は棒のこともよくわかりませんでしたし。

(これから先、外部サイトのリンクが頻出します。嫌な人は無視してください。)

Dave Weckl Nylon - Vic Firth

これね、初心者にしては癖の強いやつなんですよ。

先っちょが木じゃなくてプラスチックだから、叩いたときの感覚がちょっと硬いし、全体に塗装されているからつるつる滑るんです。

 

特に僕は手汗を多くかくタイプなので、この塗装が非常にやっかいでした。

そこで考えた対策がグローブ

TAMA ( タマ ) >TDG10L | サウンドハウス

しばらくはこのグローブと上の棒の組み合わせでやっていました。

でもグローブが摩擦ですぐ劣化するし、なんか手の感触気持ち悪いし、周りの人にバカにされるし(あとで学びましたが、ハードロックやメタルのドラマー以外でグローブをする人は基本的にいません)。

 

そんなときに丸山少年(中3)はドラムマガジンの懸賞で、ドリーム・シアターという変態メタルバンドのドラマーだったマイク・ポートノイモデルの棒を無料でゲットします。

Promark Drumsticks

これがすばらしかった。一般的なものより長いから、遠くにあるものも外さずに叩けたし、太さが僕の手にはフィットする感じで心地よかったし、遠心力が伝わりやすい形状でパワーが出せたのです。

そして何よりこの棒は無塗装だったので、汗をかいても滑りにくかったのです。

 

さらにこのころ丸山少年はUVERworldというバンドのドラマー、真太郎にハマります。

真太郎の映像をよく見ると、棒の周りに何か巻いてあるのです。

f:id:nazr13:20161122181916j:plain

これ、テニスグリップのような材質のドラムの棒専用すべり止めテープでした。

すぐに楽器屋さんで買って試してみたら、もう感動!まったく滑る気配がないぜ!これで俺も超絶技巧ドラマーの仲間入りだぜ!と喜んだのでした。

 

その後もいろいろな棒に浮気しました。

神保彰さんモデル

YAMAHA ( ヤマハ ) >YCSAJV | サウンドハウス

(軽くて扱いやすかったけど、その代わりちょっと短かった)

当時習っていたドラムの先生のモデル(非売品)

(早いプレイには向いていたけど、少し軽くてパワーが出なかった)

白樫を使ったその名も”ショウグン”5B

ドラムスティック:SHOGUN|パール楽器製造株式会社

(重くて硬い。音量が出るのはいいけど、逆にコントロールが難しい)

 

でも結局懸賞で当てたマイク・ポートノイの棒に戻ってきちゃうんですよ。一途だから。

もちろんグリップテープもつけてね。

 

そんな中、ドラムマガジンで新しい棒のシリーズが特集されていました。

そのシリーズが画期的で、太さが5種類と重心が2種類、基本性能は同じなのに、10種類者デザインから自分にピッタリのものを選べたのです。

ちょっと気になったので楽器屋さんで試してみたら、マイク・ポートノイモデル以上にしっくり来てしまったのです。しかもなぜかテープいらねぇ!っていうくらいに持ちやすかったです。

それがこちら。この中のFBH565AWってやつです。

Pro-Mark/ドラムスティック【公式】

 

太さが若干太くてよりフィットしたし、長さは申し分ない。重心が少し前にあるタイプを選んだので遠心力がつきやすく、叩くときにパワーが増幅される感覚がありました。

しかもこの会社の棒によくある無塗装タイプ!全く滑りません。

 

このあと自分の奏法が変わるにつれて、同じシリーズのより太いものに変わっていきましたが、2年ほどはこのシリーズの棒を愛用していました。

 

そんなこんなしているうちに、なんとあのあこがれの真太郎モデルの棒が発売されます。

http://lerni.jp/signature-series/#H-145SH

すぐさま買いましたとも!ありがたいことに無塗装で、なおかつ太さと長さがちょうどよかったので、その後はこの棒もメインとして使っています。

 

前述のFBH565AWが前に重心があるのでパワー系。

真太郎モデルは少し後ろに重心があるのでバランス系。

 

今は曲調に応じてこの2ペアを使い分けているような状況です。

ちなみにここに載せた棒は、ショウグン以外すべてヒッコリー材です。定番です。

 

 

 

ドラマーしかこの投稿を読まないなら、もっとマニアックな情報も入れることができたのですが、あくまでいろいろな方に読んでいただくということでできるだけわかりやすく説明したつもりです。うーん、わかりやすいのかな?

でもこれで少しは棒に興味が持てたでしょうか?

何か質問があればなんなりとお受けしますよ。

 

ではでは

 

今日の一曲:

長年愛用したマイク・ポートノイモデルの棒を開発したマイク・ポートノイの所属していたバンドです。変態です。意味がわかりません。

Dream Theater Instrumedley multi display "The Dance of Instrumentals" - YouTube